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ホンダの人気ミニバン、フリードとステップワゴン。購入後に後悔したくないという思いから、どちらを選ぶべきかステップワゴンとフリードで迷う方は多いのではないでしょうか。
特に、4人家族での利用を想定した場合、ステップワゴンとフリードの比較は欠かせません。フリードからステップワゴンへの乗り換え(もしくはその反対)を検討している方もいるでしょう。
実際の価格差はもちろん、購入後の維持費の比較、そして車中泊にも影響する室内寸法の違いなど、気になる点は多岐にわたります。
この記事では、フリードとステップワゴンで後悔しないためのポイントを、多角的に解説します。
記事のポイント
- フリードとステップワゴンの具体的な価格差や維持費
- 4人家族での利用シーンにおける両車の使い勝手
- 室内寸法やシートアレンジから見る車中泊の適性
- 購入後に後悔しないための車種選びの最終的な決め手
フリードとステップワゴン | 購入後に後悔しないための徹底比較

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- ステップワゴンかフリードで迷う!買うならどっち?
- フリードからステップワゴンへの乗り換え体験談
- 双方の価格差はどれくらい?
- フリードとステップワゴンの維持費比較
- 燃費性能の違いをチェック
ステップワゴンかフリードで迷う!買うならどっち?

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ステップワゴンとフリードのどちらを選ぶか迷ったとき、まず理解すべきは両車の根本的なコンセプトの違いです。
言ってしまえば、この2台は同じミニバンというカテゴリにありながら、想定されている利用シーンが大きく異なります。これらを理解することが、後悔しないための第一歩となります。
フリードは、「コンパクトミニバン」という位置づけです。その最大の魅力は、5ナンバーサイズに収まる取り回しの良さにあります。
「サイコーにちょうどいい」というキャッチコピーが象徴するように、街乗りでの運転のしやすさや狭い駐車場での扱いやすさは抜群です。そのため、主な用途が日常の買い物や子供の送迎といった近距離移動が中心の方に最適な一台と言えるでしょう。
一方、ステップワゴンは「ミドルサイズミニバン」です。フリードよりも一回り大きなボディサイズがもたらす、広々とした室内空間と快適な居住性が最大の特長です。
特に3列目シートのゆとりはフリードとは比較にならず、大人数での長距離移動も快適にこなせます。家族でキャンプや旅行に出かける機会が多いなど、レジャー用途での使用頻度が高いファミリーにとっては、ステップワゴンの広さが大きな満足感につながります。
選択のポイント
- フリードがおすすめな人:主に街乗りで使い、運転のしやすさや経済性を重視する人。
- ステップワゴンがおすすめな人:家族での長距離移動やアウトドアなど、広さと快適性を最優先する人。
このように、どちらが良い・悪いということではなく、ご自身のライフスタイルにどちらがよりフィットするか、という視点で選ぶことが重要です。
まずは普段の車の使い方を具体的に思い描いてみることが、最適な選択への近道です。
フリードからステップワゴンへの乗り換え体験談

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フリードのコンパクトさに満足していたものの、ライフスタイルの変化によってステップワゴンへ乗り換える方は少なくありません。その理由は、家族構成の変化が最も大きな要因として挙げられます。
例えば、子供の成長が大きなきっかけになります。子供が小さい頃はフリードでも十分だったものが、成長して体格が大きくなったり、部活動の送迎で大きな荷物を積む機会が増えたりすると、どうしても手狭に感じてしまうのです。
特に3列目シートの利用頻度が高い場合、フリードの3列目は補助的という意味合いが強いため、長距離では不満の声も聞かれます。
また、乗り心地や快適性の向上を求めて乗り換えるケースも多く見られます。ステップワゴンはフリードに比べてシートの作りがしっかりしており、2列目もゆったり座れます。
リアクーラーが標準装備されている点も、特に夏場の快適性に大きく貢献します。静粛性の高さもステップワゴンの魅力であり、長距離運転での疲労感が軽減されたという声は多いです。
ポイント
実際に乗り換えた方の声として、「子供が2人になり、チャイルドシートを2台設置するとフリードでは窮屈だった」「キャンプ道具一式を積むと、フリードでは人も荷物もパンパンだったが、ステップワゴンなら余裕がある」といった満足の声が寄せられています。
積載量や居住性に対する不満が、乗り換えの直接的な動機になっていることがわかります。
もちろん、乗り換えにはデメリットもあります。最も大きな点は、車両価格と維持費の増加です。これについては次の項目で詳しく解説しますが、広さと快適性を手に入れるためのトレードオフとして、コスト増は避けられません。
この点を理解した上で検討することが、乗り換え後に後悔しないための重要なポイントです。
双方の価格差はどれくらい?

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フリードとステップワゴンを選ぶ上で、最も現実的な問題となるのが車両本体の価格差です。両車の価格帯は明確に異なり、予算に大きく影響します。
結論から言うと、ステップワゴンはフリードよりも約50万円から150万円ほど高価になります。もちろん、これは選択するグレードやオプションによって変動しますが、基本的な価格設定に大きな差があることは間違いありません。
ここで、具体的な価格を見てみましょう。以下は、2025年現在の主なグレードのメーカー希望小売価格(税込)の比較表です。最新の情報は公式サイトをご確認ください(参照:Honda公式サイト)。
車種 | グレード(ガソリンモデル例) | 価格帯(目安) |
---|---|---|
フリード | AIR (FF) | 約260万円~ |
フリード | CROSSTAR (FF) | 約290万円~ |
ステップワゴン | AIR (FF) | 約330万円~ |
ステップワゴン | SPADA (FF) | 約360万円~ |
表からも分かる通り、フリードの最上位グレードに近い価格で、ようやくステップワゴンのエントリーモデルが視野に入ってくる、という価格関係です。
ハイブリッドモデル(e:HEV)や上級グレードの「SPADA PREMIUM LINE」などを選ぶと、その価格差はさらに広がります。
注意点:オプション費用
上記の価格はあくまで車両本体価格です。ナビゲーションシステムや先進安全装備のパッケージ、フロアマットなどのオプションを追加していくと、最終的な支払総額はさらに数十万円上乗せされることを忘れてはいけません。
特にステップワゴンのような上級車種では、魅力的なオプションが多く、結果的に予算をオーバーしやすい傾向があります。
このため、単純な価格差だけでなく、自分たちに必要な装備を含めた総額で比較検討することが非常に重要です。
いくら室内が広くても、予算を大幅に超えてしまっては元も子もありません。
フリードとステップワゴンの維持費比較

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車の購入では車両価格に目が行きがちですが、長期的な視点で見ると維持費も非常に重要な要素です。フリードとステップワゴンでは、年間の維持費にも明確な差が生まれます。
主な維持費である「税金」「燃料費」「メンテナンス費」を比較すると、全体的にフリードの方が経済的であることは間違いありません。具体的にどれくらいの差が出るのか見ていきましょう。
自動車税と重量税
自動車税は排気量によって決まります。フリード(1.5L)とステップワゴンのガソリンモデル(1.5Lターボ)は、2019年10月以降の新車登録であれば年間30,500円で同額です。
ただし、ステップワゴンのハイブリッドモデル(e:HEV)は2.0Lエンジンを搭載しているため、年間36,000円となり、少し高くなります。
自動車重量税は車両重量に応じて課税され、車検ごとに支払います。フリードは約1.5トン以下の区分、ステップワゴンは約2.0トン以下の区分になることが多く、2年ごとの車検で約8,200円の差(エコカー減税非適用の場合)が出ます。年間に換算すると約4,100円の差です。
燃料費の比較
最も差が出るのが燃料費です。車両重量が軽く、エンジンも小排気量なフリードの方が燃費性能に優れています。
仮に年間1万km走行し、ガソリン価格を180円/Lと仮定した場合の年間燃料費をシミュレーションしてみましょう。(燃費は実燃費に近い数値を想定)
車種(ガソリンモデル) | 想定実燃費 | 年間燃料費(目安) |
---|---|---|
フリード | 16.0km/L | 約112,500円 |
ステップワゴン | 12.0km/L | 約150,000円 |
このシミュレーションでは、年間で約37,500円もの差が出ることになります。ハイブリッドモデル同士で比較しても、やはりフリードの方が低燃費な傾向にあります。
燃費性能の違いをチェック

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前述の通り、維持費に直結する燃費性能は、フリードとステップワゴンで顕著な差が見られます。ここでは、カタログ燃費(WLTCモード)を基に、より詳しくその違いを確認していきましょう。
結論として、ガソリンモデル、ハイブリッドモデルのいずれにおいてもフリードの燃費性能が優れています。
ハイブリッド(e:HEV)モデルの燃費
両車の燃費性能が最も発揮されるハイブリッドモデルで比較すると、その差は一目瞭然です。
- フリード e:HEV AIR EX (FF): 25.4 km/L
- ステップワゴン e:HEV AIR (FF): 19.8 km/L
カタログ値で5.0km/L以上の差があり、これは日々の燃料費に大きく影響します。特に市街地でのストップ&ゴーが多い乗り方をする場合、ハイブリッドシステムの恩恵を受けやすいフリードの経済性が際立つでしょう。
ガソリンモデルの燃費
車両価格を抑えられるガソリンモデルでも、フリードに軍配が上がります。
- フリード AIR EX (FF): 16.5 km/L
- ステップワゴン AIR (FF): 13.2 km/L
ガソリンモデルでも3.3km/Lの差があります。ステップワゴンは1.5L VTEC TURBOエンジンを搭載しており、大きなボディを活発に走らせるパワーを持っていますが、その分燃費ではフリードに及びません。
実燃費は運転スタイルで変わる
これらの数値はあくまでカタログ値です。実際の燃費(実燃費)は、運転の仕方や走行環境(市街地、郊外、高速道路の割合)、乗車人数、エアコンの使用状況などによって大きく変動します。
特にステップワゴンのような大きな車体では、アクセルの踏み方一つで燃費が大きく変わるため、カタログ値との乖離が大きくなる可能性も考慮しておく必要があります。
燃費を最優先事項として考えるのであれば、フリード、特にハイブリッドモデルが最も賢明な選択と言えます。
フリードとステップワゴン | 後悔しない選び方

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- フリードとステップワゴンは4人家族に最適か
- ステップワゴンとフリードの比較ポイントまとめ
- 車中泊で重要な室内寸法を比較
- デザイン性と内装の違い
- フリードとステップワゴンで後悔しない結論
フリードとステップワゴンは4人家族に最適か

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「4人家族」というキーワードは、ミニバン選びにおいて最も一般的な家族構成です。
では、フリードとステップワゴンは4人家族にとって、それぞれどのように評価できるのでしょうか。
結論から言えば、どちらの車種も4人家族で快適に利用することは可能です。ただし、「何を重視するか」によって満足度が大きく変わってきます。
フリードが4人家族に「ちょうどいい」場合
子供がまだ小さい(幼児~小学生低学年)4人家族の場合、フリードは非常にバランスの取れた選択肢です。
2列目シートにチャイルドシートを2台設置しても、日常使いで窮屈さを感じることは少ないでしょう。3列目シートは基本的に収納しておき、広大な荷室として活用できます。
これにより、ベビーカーや週末の買い物、公園へのお出かけグッズなども余裕で積むことが可能です。普段は使わない3列目も、たまに祖父母を乗せるといったシーンで活躍します。
「普段使いの利便性」を重視するなら、フリードのコンパクトさは大きなメリットです。
ステップワゴンが4人家族に「ゆとり」をもたらす場合
子供が成長し、中学生や高校生になった4人家族では、ステップワゴンの広さが大きな価値を持ちます。
フリードでは少し窮屈に感じる後部座席も、ステップワゴンなら大人が座っても足元や頭上空間に十分なゆとりがあります。友人との送迎など、一時的に乗車人数が増える場面でも余裕を持って対応できます。
また、家族全員での長距離旅行やキャンプなど、荷物が多くなりがちなシーンではステップワゴンの積載力が光ります。3列目シートを片側だけ使って5人乗車し、残りのスペースに大量の荷物を積むといった柔軟な使い方ができるのも魅力です。
ポイント
ポイントは「3列目の使用頻度」と「荷物の量」です。3列目を日常的に使ったり、大きなレジャー用品を頻繁に積んだりするなら、迷わずステップワゴンを選ぶべきです。
逆に、3列目はあくまで緊急用で、普段は夫婦と子供2人での移動がメインなら、フリードでも十分な満足感が得られるでしょう。
ステップワゴンとフリードの比較ポイントまとめ
これまで価格や維持費、家族構成といった視点で比較してきましたが、他にも後悔しないためにチェックすべき比較ポイントがいくつかあります。
特に運転のしやすさや安全性は、日々のカーライフの質を左右する重要な要素です。
小回り性能と取り回しの良さ
運転のしやすさを測る指標の一つに「最小回転半径」があります。これは、ハンドルを最大限に切った状態で旋回したときに、一番外側のタイヤが描く円の半径を示す数値で、小さいほど小回りが利くことを意味します。
- フリード: 5.2m
- ステップワゴン: 5.4m
わずか0.2mの差ですが、狭い路地でのUターンや車庫入れなど、日常のシーンでこの差は意外と大きく感じられます。
特に運転に自信がない方や、都市部の狭い道での運転が多い方にとっては、フリードの取り回しの良さは大きな安心材料となるでしょう。
先進安全装備「Honda SENSING」
現在販売されているフリードとステップワゴンには、どちらも先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」が標準装備されています。
2024年にフルモデルチェンジしたフリードにも最新世代のシステムが搭載されたため、衝突軽減ブレーキや車線維持支援システムといった基本的な安全機能は、両車ともに非常に高いレベルで備わっています。
特に、高速道路の渋滞時などに運転負荷を大幅に軽減する「トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)」は、両方の車種で利用可能です。
これにより、かつては上位車種の特権とされた高度な運転支援をフリードでも享受できるようになり、長距離移動の快適性における両車の差は少なくなりました。
わくわくゲートの有無
先代ステップワゴン(5代目)の象徴的な装備だった「わくわくゲート」は、現行(6代目)では廃止されました。
縦にも横にも開くこの便利なゲートは一部のユーザーから根強い人気があり、この機能がないことに不満を持つ声もあります。
もし、わくわくゲートに魅力を感じるのであれば、中古の5代目ステップワゴンを探すという選択肢も考えられます。
車中泊で重要な室内寸法を比較

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ミニバンの大きな魅力の一つが、その広い室内空間を活かした車中泊です。
フリードとステップワゴンは、どちらもシートアレンジ次第で大人も横になれる空間を作り出すことができ、車中泊を楽しむことが可能です。
ただし、快適性に大きく影響する室内寸法には、やはり明確な差が存在します。ここでは具体的な数値で比較してみましょう。
項目 | フリード | ステップワゴン | 差 |
---|---|---|---|
室内長 | 2,645mm | 2,845mm | ステップワゴンが +200mm |
室内幅 | 1,470mm | 1,545mm | ステップワゴンが +75mm |
室内高 | 1,270mm | 1,410mm | ステップワゴンが +140mm |
室内長で200mm、室内幅で7~8cm、室内高で14cmもステップワゴンの方が広いことは、車中泊での快適性に直結します。特に室内高の余裕は、車内での着替えや移動時の圧迫感を大きく軽減してくれます。
2人で車中泊をする場合、幅の広さは寝返りを打つ際の余裕にもつながります。
フルフラット時の快適性
どちらの車種もシートを倒してフルフラットに近い状態を作れますが、完全なフラットにはならず、多少の段差が生じます。快適な睡眠のためには、厚手のマットや専用のベッドキットなどを使用して段差を解消する工夫が必要です。
この点においても、元々の室内空間が広いステップワゴンの方が、より快適な就寝環境を整えやすいと言えるでしょう。
「車中泊の際の段差を解消!100均アイテムで快適な寝床を作る方法」では、段差解消の工夫について詳しく解説しているので、そちらも参考にしてみてください。
結論として、フリードでも十分に車中泊は可能ですが、より「快適さ」や「ゆとり」を求めるのであれば、ステップワゴンに大きなアドバンテージがあります。
車中泊を主な目的の一つとして車選びをするなら、この差は重要な判断材料になります。
デザイン性と内装の違い

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車の性能や機能性と同じくらい、デザインの好みも車種選びの重要な要素です。
現行のフリードとステップワゴンは、近年のホンダ車に共通する「シンプル」で「クリーン」なデザイン思想を共有していますが、その表現には違いが見られます。
エクステリアデザイン
現行のステップワゴンは、原点回帰とも言えるシンプルで水平基調のクリーンなデザインが特徴です。
先代モデルまでの押し出しの強いデザインから一変し、リビングのような安心感と親しみやすさを表現しています。特にギラギラしたメッキ加飾が抑えられている点は、他のミドルサイズミニバンとは一線を画すポイントです。
一方のフリードも、シンプルながら親しみやすいデザインですが、アクティブな印象を与える「CROSSTAR(クロスター)」というグレードが用意されているのが特徴です。
専用のフロントグリルやルーフレールなどを装備し、SUVテイストを加えています。このデザインの選択肢の広さはフリードの魅力の一つです。
内装の質感
内装に関しても、両車ともにシンプルで水平基調の、視界の良いデザインが採用されています。
しかし、ユーザーからの評価では「内装がチープ(安っぽい)」という声が散見されるのも事実です。
プラスチックの質感について
特に指摘が多いのが、ダッシュボードやドアトリムに使われているプラスチックの質感です。
車両価格が上昇しているにも関わらず、素材感が価格に見合っていないと感じるユーザーがいるようです。
これは、ライバル車であるトヨタのノア/ヴォクシーやシエンタが、内装の質感向上に力を入れていることも影響しているでしょう。
ただし、これはあくまで質感の話であり、使い勝手が悪いわけではありません。
ステップワゴンに採用されている大きな液晶メーターや、フリードのインパネ上部に配置された収納など、機能的な工夫も随所に見られます。
デザインや質感の好みは人それぞれですので、実際に販売店で実車に触れて、ご自身の目で確かめることを強くおすすめします。
フリードとステップワゴンの選択で後悔しないためのポイント
記事のポイントをまとめます。
- フリードは街乗りに適したコンパクトミニバン
- ステップワゴンは多人数乗車や長距離移動が得意なミドルサイズミニバン
- 車両価格はステップワゴンがフリードより数十万円から150万円ほど高価
- 維持費は税金や燃費の面でフリードの方が経済的
- 燃費性能はカタログ値、実燃費ともにフリードが優れている
- 4人家族での利用はどちらも可能だが、子供の年齢や荷物の量で最適解が変わる
- 子供が小さい、または荷物が少ないならフリードで十分
- 子供が大きい、またはレジャーで荷物が多いならステップワゴンのゆとりが魅力
- 小回り性能は最小回転半径が小さいフリードが有利
- 先進安全装備は最新モデルのステップワゴンの方が機能が充実している傾向
- 車中泊は可能だが、快適性は室内幅と高さに優れるステップワゴンに軍配が上がる
- シートアレンジでフラット空間は作れるが、快適な睡眠にはマットなどで段差解消が必要
- デザインは両車ともシンプル路線だが、好みは分かれるポイント
- 内装の質感については、価格の割にチープだという指摘もあるため実車確認が必須
- 最終的な選択は、自身のライフスタイルや予算、何を最も重視するかで決めるべき