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2022年にフルモデルチェンジを果たした新型セレナ(C28系)。
未来的なインテリアと広々とした室内空間が魅力ですが、オーナーや購入検討者からは「思ったより収納が少ないのでは?」という声も聞かれます。
特に、先代のC27型から乗り換えた方は、運転席周りの収納や運転席と助手席の間にある収納スペースの変化に戸惑うかもしれません。しかし、結論から言えば、少しの工夫でセレナの収納力は劇的に向上します。
この記事では、セレナの収納に関する悩みを解決するため、天井収納などのデッドスペース活用法から、便利な収納グッズを使った具体的な収納アイデアまで、セレナc28の収納を最大限に活かすための工夫を徹底解説します。
記事のポイント
- C28系セレナのリアルな収納スペース
- 旧型(C27系)との収納の違い
- 収納不足を解消する具体的なアイデア
- 車内を快適にするおすすめ便利グッズ
新型セレナの収納を徹底分析!C28系における工夫点を解説

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- 新型セレナは収納が少ないという評判は本当か
- C27系と比較した収納スペースの違いを解説
- 使い勝手を左右する運転席の収納をチェック
- 運転席と助手席の間の収納のグレード別特徴
- 2列目・3列目シート周りの収納スペース
新型セレナは収納が少ないという評判は本当か

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新型セレナ(C28型)の購入を検討する際、多くの方が気にするのが収納スペースです。結論として、競合のミニバンや先代モデルと比較した場合、特に運転席周りの収納は少ない傾向にあると言えます。
その理由は、新型セレナが採用した先進的でスタイリッシュなインテリアデザインにあります。
スイッチ式のシフトレバーや一体型のディスプレイパネルは、見た目にスッキリとした印象を与えますが、その一方で従来のモデルにあったような細かな収納スペースがいくつか省略されています。
例えば、助手席前の「インパネアッパーボックス」は十分な横幅があるものの、高さが抑えられているため、箱ティッシュをそのまま収納するのは難しいサイズ感です。また、インパネ中央下部の「センターロアボックス」も奥行きが浅く、収納できるアイテムは限られます。
デザイン性と収納力のトレードオフ
新型セレナの収納が少ないと感じる主な理由は、デザイン性を優先した結果、物理的な小物入れの数が減ったことにあります。
しかし、これは一概にデメリットとは言えません。むしろ、洗練された空間でドライブを楽しめるという大きなメリットがあります。
収納については、後述する工夫次第で十分にカバーすることが可能です。
このように、一部の収納スペースのサイズや数に物足りなさを感じる可能性はありますが、2列目以降の収納は充実しており、クルマ全体の収納力が低いわけではありません。
運転席周りの収納不足をどう工夫で補うかが、新型セレナを快適に使いこなす鍵となります。
C27系と比較した収納スペースの違いを解説

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先代のC27系セレナは、痒い所に手が届く豊富な収納スペースが魅力の一つでした。そのため、C27系から新型のC28系へ乗り換えた方の中には、収納の使い勝手の違いに戸惑う方も少なくありません。
ここでは、両モデルの運転席周りを中心に、収納スペースの主な違いを比較してみましょう。
収納箇所 | C27系セレナ | C28系セレナ |
---|---|---|
運転席前 | メーター上部に蓋付きの「運転席アッパーボックス」あり | フル液晶メーター採用により収納スペースはなし |
インパネ中央 | 引き出し式のドリンクホルダー(コンビニフック付き)あり | 固定式のドリンクホルダーに変更(コンビニフックはなし) |
助手席前 | 蓋付きのアッパーボックスと、横長のオープントレイの2段構成 | 蓋付きのアッパーボックスのみ(オープントレイはなし) |
スマートマルチセンターシート | ティッシュボックスが収納可能 | 薄型ティッシュのみ収納可能(アームレスト部分) |
このように比較すると、C27系は「隠す収納」や「多機能な収納」が充実していたことが分かります。
特に、USBソケット付きでスマートフォン置き場として重宝した運転席アッパーボックスや、小物入れとしても使えた引き出し式ドリンクホルダーがなくなった点を残念に思うユーザーは多いようです。
注意点:使い勝手の変化への慣れが必要
C28系では、収納の数が減った代わりに、ドアポケットの形状が工夫されるなど、アクセスしやすい「見せる収納」が増えた印象です。
C27系の感覚でいると不便に感じる場面もあるかもしれませんが、それぞれの収納の特性を理解し、どこに何を置くかという定位置を決めることで、次第に使いやすさを実感できるでしょう。
使い勝手を左右する運転席の収納をチェック

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前述の通り、新型セレナ(C28系)の運転席周りの収納は、数よりも使い勝手を重視した設計になっています。
ここでは、運転席から手が届く範囲にある主な収納スペースの場所と、その特徴を表にまとめました。
場所 | 収納名称 | 特徴・活用例 |
---|---|---|
インパネ周り | インパネ両サイドのドリンクホルダー | 四角い形状で紙パックも安定。スマートフォンやキーケースなど、すぐに取り出したい小物を置くのにも便利です。 |
インパネ中央のドリンクホルダー | こちらも四角い形状で2つ装備。位置が低めなため、頻繁に出し入れしない予備のドリンクなどを置くのに適しています。 | |
センタートレー | USBポートの真下にあり、充電中のスマートフォンを置くのに最適なスペースです。オプションでワイヤレス充電器も設置できます。 | |
センターロアボックス | 奥行きが浅いコンパクトな収納。駐車券やETCカード、USBメモリなど、非常に小さなアイテムの収納場所として活用できます。 | |
ドアパネル | ドア内側ポケット | 手前側が高くなったユニークな階段状のデザインで、奥に入れた物も取り出しやすいのが特徴です。ドリンクホルダーも一体化されています。 |
ドアハンドルポケット | ドアハンドル部分がボックス形状になっており、スマートキーや小銭などをサッと入れておくのに役立ちます。 |
運転席周りの収納は一見すると少ないですが、一つひとつのスペースが「何を置くか」を想定して設計されているのが分かりますね。
例えば、ドアハンドルポケットは、クルマを降りる際に必ず手が触れる場所なので、キーの置き忘れ防止にも繋がる clever な設計だと感じます。
運転席と助手席の間の収納のグレード別特徴

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新型セレナ(C28系)は、ガソリン車かe-POWERか、さらにe-POWERの中でもグレードによって、運転席と助手席の間のスペースの仕様が大きく異なります。
この違いは、室内の使い勝手やウォークスルーの可否に直結するため、購入前に必ず確認しておきたい重要なポイントです。
パワートレイン/グレード | 運転席と助手席の間の仕様 | 特徴 |
---|---|---|
ガソリン車 (全グレード) | フルフラットフロア | コンソール等がなく、1列目から2列目へのウォークスルーが非常にスムーズ。スマートマルチセンターシートを最前方までスライド可能で、アームレストとして快適に使える。 |
e-POWER (ルキシオン以外) | センターコンソールトレイ | 高さ約15cmの固定式トレイを装備。ハンドバッグなどを置くのに便利だが、ウォークスルーの際は跨ぐ必要がある。スマートマルチセンターシートの前方スライド量が制限される。 |
e-POWER ルキシオン | 大型センターコンソールボックス | クッション性の良いアームレストを備えた大型の固定式コンソール。収納力は最も高いが、ウォークスルーは完全に不可となる。7人乗りキャプテンシート専用。 |
それぞれの仕様にメリット・デメリットがあるため、ご自身の使い方に合った選択が大切です。
おすすめのライフスタイル | 最適なパワートレイン/グレード | 主な理由 |
---|---|---|
小さなお子さんがいて、車内での移動が多いファミリー | ガソリン車 | ウォークスルーが最もスムーズで、スマートマルチセンターシートも最大限活用できるため。 |
1列目の収納と後席へのアクセスを両立したい方 | e-POWER(標準グレード) | 固定トレイで収納を確保しつつ、跨げばウォークスルーも可能なバランスの良さが魅力です。 |
運転席周りの快適性と収納力を最優先したい方 | e-POWER ルキシオン | ウォークスルーは不可になりますが、最も収納力が高く質感の良い大型コンソールを備えるためです。 |
このように、ご自身の車の使い方や家族構成を考慮して、最適なグレードを選択することが満足度に繋がります。
2列目・3列目シート周りの収納スペース

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運転席周りの収納がミニマムな設計である一方、新型セレナ(C28系)の後部座席、つまり2列目と3列目シート周りの収納スペースは非常に充実しており、ファミリーカーとしての使い勝手の良さが光ります。
同乗者が長時間のドライブでも快適に過ごせるよう、細やかな配慮がなされています。
場所 | 収納名称 | 特徴・主な機能 |
---|---|---|
2列目シート | 折りたたみ式パーソナルテーブル | 大型で安定感があり、蓋付きドリンクホルダーやコンビニフックも装備。食事やタブレット鑑賞に最適です。(XVグレード以上に標準装備) |
シートバックポケット | 上下2段構成。上段はスマホ、下段は雑誌などを分けて収納でき非常に便利です。(XVグレード以上に標準装備) | |
スライドドアのドリンクホルダー | ドアパネル部分に設置。予備の飲み物や折りたたみ傘などの収納に役立ちます。 | |
3列目シート | 折りたたみ式パーソナルテーブル | 2列目と同様に装備。ドリンクホルダー1個とコンビニフック付きで軽食などに重宝します。(XVグレード以上に標準装備) |
サイドトリムのドリンクホルダー | 両サイドに2つずつ設置。ドリンクとスマホを一緒に置けるユニークな形状が特徴です。 |
後席の収納が充実していることで、ドライバーは運転に集中しやすくなるというメリットもあります。
飲み物やお菓子、おもちゃなどを乗員自身が管理できるため、「お茶取って」「スマホどこ?」といったやり取りが減り、より安全で快適なドライブに繋がります。
セレナの収納をアイデアで解決!C28系における具体的な工夫術

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- 今すぐ真似したい収納アイデアを紹介
- 車内を快適にするおすすめの収納グッズ
- デッドスペースを有効活用する天井収納
- 荷室の広さとラゲッジアンダーボックス
- デュアルバックドアによる利便性の向上
- セレナC28 | 収納の工夫で快適な車内を実現
今すぐ真似したい収納アイデアを紹介
新型セレナ(C28系)の純正収納だけでは物足りないと感じる場合でも、少しのアイデアで車内の収納力は格段にアップします。
高価なグッズを買い揃える前に、まずは手軽に試せる収納の工夫から始めてみましょう。
場所 | 収納アイデア | 具体的な方法・ポイント |
---|---|---|
運転席・ 助手席周り | グローブボックスの空間活用 | 100円ショップのファイルケースや仕切りを使い、空間を縦に分割。車検証と小物を分けてスッキリ収納できます。 |
ドアポケットの整理術 | フェルトなどで簡単な仕切りを自作するだけで、ウェットティッシュ等を「立てる収納」が可能になり、取り出しやすさが向上します。 | |
シート隙間のデッドスペース活用 | 隙間ポケット付きのクッションを差し込むだけで、小物の落下を防ぎつつ、スマホや駐車券の一時置き場として役立ちます。 | |
後部座席・ 荷室 | ヘッドレストのフック活用 | S字フックなどを取り付けて「吊るす収納」を実践。倒れやすい買い物袋やカバンを掛けるのに非常に便利です。 |
ラゲッジアンダーボックスの整理 | ただ入れるだけでなく、コンテナや収納ボックスで「仕切る収納」を徹底。非常用品などを分類し、いざという時に備えましょう。 |
特別なことをしなくても、「仕切る」「立てる」「吊るす」という収納の基本原則を車内に応用するだけで、使い勝手は大きく変わります。
まずはご自身の車内を見渡し、デッドスペースになっている場所がないか探してみるのがおすすめです。
車内を快適にするおすすめの収納グッズ
収納のアイデアをさらに具現化し、車内をより機能的で快適な空間に変えてくれるのが、市販の車用収納グッズです。
ここでは、セレナの収納力を効果的に補ってくれる、おすすめのアイテムをいくつかご紹介します。
シートバックポケット
純正でも装備されていますが(XVグレード以上)、より収納力が高い市販品を追加するのも一つの手です。
ティッシュボックスホルダーやドリンクホルダー、タブレットホルダーなどが一体になった多機能タイプを選べば、後部座席がまるでリビングのような快適空間に変わります。
特に小さなお子様がいるご家庭には必須級のアイテムと言えるでしょう。
コンソールボックス(後付けタイプ)
ウォークスルーを多用しないガソリン車ユーザーや、e-POWERのセンターコンソールトレイの収納力に不満がある方には、置くだけで設置できる後付けのコンソールボックスがおすすめです。
アームレストとして使えるだけでなく、大容量の収納スペースやUSBポート、ドリンクホルダーなどを増設できます。車種専用設計の製品を選べば、純正品のようなフィット感が得られます。
サンバイザーポケット
運転席周りで不足しがちな小物収納を補うのに最適なのが、サンバイザーに取り付けるタイプのポケットです。
駐車券やETCカード、サングラス、ボールペンなどをスマートに収納できます。視線を大きく動かさずにアクセスできるため、運転中の安全性向上にも貢献します。
グッズ選びの注意点
収納グッズを増やす際は、むやみに設置すると車内がごちゃごちゃしてしまい、かえって使いにくくなることがあります。
まずは「何をどこに収納したいか」を明確にし、本当に必要なアイテムだけを厳選することが大切です。
また、エアバッグの作動を妨げる場所には設置しないなど、安全面にも十分配慮してください。
デッドスペースを有効活用する天井収納

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車内の収納で、最も見過ごされがちなデッドスペースが「天井」です。この天井空間を有効活用できる「ルーフネット(カーゴネット)」は、特に荷物が多くなりがちなアウトドアや車中泊を楽しむユーザーにとって、非常に強力な収納ソリューションとなります。
ルーフネットは、車内のアシストグリップなどを利用して、天井にハンモックのような収納スペースを作り出すアイテムです。ここに、ブランケットや衣類、クッション、寝袋といった、軽くてかさばる物を収納するのに最適です。
ルーフネット導入のメリット
荷室スペースの確保 | 従来は荷室を圧迫していた寝具などを天井に移動させることで、荷室にはクーラーボックスなど、重くて硬い物を効率的に積載できます。 |
---|---|
後方視界の確保 | 荷室に荷物を高く積み上げることがなくなるため、後方視界を妨げず、安全運転に繋がります。 |
車中泊での利便性向上 | 就寝時に脱いだ上着などをサッと放り込んでおけるため、車内が散らからず、快適な睡眠環境を維持できます。 |
ルーフネット選びの3つのポイント
チェックポイント | 確認する内容 |
---|---|
サイズと適合性 | まずはセレナの天井サイズに適合するかを確認します。ベルトの長さを調整できるタイプなら、多くの車種に対応可能です。 |
取り付け方法 | アシストグリップにバックルで固定するタイプが一般的。購入前に、ご自身のセレナのアシストグリップの位置や数を確認しておきましょう。 |
耐荷重とネットの構造 | 収納したい物の重さを考慮して選びましょう。また、荷物の落下を防ぐために、ファスナー付きの二層構造タイプがより安全でおすすめです。 |
天井収納を使いこなすことで、セレナの積載能力は飛躍的に向上し、より多様なアクティビティに対応できるようになります。
「セレナで車中泊!4人でも快適に過ごす方法とは?実践的ノウハウを解説」では、セレナで快適に車中泊するための方法を解説しているので、そちらも参考にしてみてください。
荷室の広さとラゲッジアンダーボックス

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運転席周りの収納は控えめな新型セレナ(C28系)ですが、ファミリーミニバンとしての本質である「荷室(ラゲッジスペース)」の広さと使い勝手は、クラストップレベルを誇ります。
日常の買い物から家族での長期旅行、アウトドアレジャーまで、あらゆるシーンで頼りになる積載能力を備えています。
広大な荷室スペース
3列目シートを使用した状態でも、日常的な買い物には十分な奥行きが確保されています。日産によると、この状態でも9.5インチのゴルフバッグを4個立てて積載可能とのことです(参照:NISSAN公式サイト)。
さらに、3列目シートを左右に跳ね上げて格納すれば、広大な空間が出現します。大人用の自転車を積んでもまだ余裕があるほどの広さで、キャンプ用品一式を積み込むのも朝飯前です。
また、C28系は3列目シートにスライド機構が標準装備されたため、乗車人数と荷物の量に応じて荷室の奥行きを柔軟に調整できるのも大きなメリットです。
大容量のラゲッジアンダーボックス
セレナの荷室のもう一つの特徴が、床下に設けられた大容量の「ラゲッジアンダーボックス(サブトランク)」です。
このスペースは非常に広く、普段は使わないけれど車に常備しておきたいアイテムを収納するのに最適です。
アンダーボックス収納例
洗車道具、ブースターケーブル、三角表示板、牽引ロープ、防災グッズ、子供の着替え、レジャーシートなど、人目に触れさせたくない物や緊急用のアイテムをまとめておくことで、メインの荷室をスッキリと保つことができます。
この広大な荷室と大容量のアンダーボックスを使いこなせば、セレナの収納力が決して低くないことを実感できるはずです。むしろ、「大物は荷室に、小物は工夫して室内に」という使い分けを前提とした、非常に合理的な設計思想であると理解できます。
デュアルバックドアによる利便性の向上

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収納は、単にスペースの広さや数だけでなく、「荷物の出し入れのしやすさ」も非常に重要な要素です。
その点で、新型セレナ(C28系)が先代から引き続き採用した「デュアルバックドア」は、収納の利便性を飛躍的に高める画期的な機能と言えます。
デュアルバックドアとは、通常のバックドア全体を開けるだけでなく、ガラス部分だけを上半分だけ開閉できるハーフバックドア機能を備えたものです。
この機能は、特に以下のような日常の様々な状況で真価を発揮します。
こんな時に便利! | デュアルバックドアのメリット |
---|---|
後方が狭い駐車場で | バックドア全体を開けるスペースがなくても、ガラス部分だけの開閉で荷物の出し入れが可能。車を動かす手間が省けます。 |
ちょっとした荷物を出し入れする時 | 重いドア全体を開けずに、軽い力で素早く開閉可能。上着やカバンを取り出すなど、日常の使い勝手が格段に向上します。 |
荷室に荷物を満載している時 | ドア全体を開けた際の荷崩れの心配が不要。上部の荷物だけを安全かつスマートに取り出せます。 |
一度この便利さを体験すると、もうデュアルバックドアのない車には戻れない、と言うユーザーも多いほどです。
セレナの収納を語る上で、この優れたアクセス性は欠かせないポイントですね。収納スペースの工夫と合わせて、この機能を最大限に活用することで、カーライフがより快適になります。
セレナC28 | 収納の工夫で快適な車内を実現
記事のポイントをまとめます。
- C28系セレナはデザイン性を重視し運転席周りの収納は少ない傾向
- インパネアッパーボックスは高さがなく箱ティッシュの収納は困難
- 先代C27系にあった運転席アッパーボックスなどの収納は省略された
- 一方で2列目と3列目シートの収納は非常に充実している
- パーソナルテーブルや多機能なシートバックポケットを装備
- 運転席と助手席の間はグレードによって仕様が大きく異なる
- ガソリン車はウォークスルーが可能なフラットフロア
- e-POWERルキシオンはウォークスルー不可の大型コンソールを搭載
- 収納不足は市販の収納グッズやアイデアで十分にカバーできる
- シートの隙間ポケットやサンバイザーポケットが有効
- 天井のデッドスペースを活用するルーフネットは積載量を大幅に向上させる
- 軽くてかさばる衣類や寝具の収納に最適
- 荷室はクラストップレベルの広さを誇りアンダーボックスも大容量
- 3列目シートのスライド機能で荷室の奥行きを調整可能
- デュアルバックドアは狭い場所での荷物の出し入れを容易にする