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80系ヴォクシー車中泊完全ガイド!グレード選びから快適化まで徹底解説

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ファミリー層から絶大な支持を集める80系ヴォクシー。その広々とした室内空間を活かして、家族や友人と車中泊を楽しんでみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、いざ計画を立てようとすると、「一番人気なグレードは?」「7人乗りでも快適に寝られるの?」といった、購入時に迷ったポイントが再び気になり始めます。

また、快適な睡眠を確保するための最重要課題である段差解消の方法、あると便利なグッズの選び方、さらにはコストパフォーマンスに優れたニトリのマットは本当に使えるのか、4人や5人での就寝は現実的なのか、といった具体的な情報を求めている方もいるはずです。

この記事では、80系ヴォクシーでの車中泊に関するあらゆる疑問に徹底的にお答えし、費用を抑えつつ快適性を高める自作のアイデアまで、網羅的な完全ガイドをお届けします。

記事のポイント

  • 80系ヴォクシーでの車中泊に最適なグレード
  • シートの段差を解消し快適な寝床を作る方法
  • 人数や状況に合わせたおすすめの便利グッズ
  • 自作アイデアで車内をさらに快適にするコツ

目次

80系ヴォクシーでの車中泊の基本と準備

80系ヴォクシーでの車中泊の基本と準備

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  • 一番人気なグレードは?
  • 7人乗り仕様での注意点
  • 段差解消は最重要ポイント
  • ニトリのマットは使える?
  • 快適性を高めるアイデア集

一番人気なグレードは?

一番人気なグレードは?

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80系ヴォクシーで車中泊を検討する際に、最初の分岐点となるのがグレード選びです。中古車市場でも人気の高い80系ですが、結論から言うと、人気が高いグレードは上位モデルの「HYBRID S-Z」やガソリン車の「ZS」シリーズです。

これらのグレードが選ばれる最大の理由は、やはり洗練されたエクステリアデザインと、標準装備の充実にあります。エアロパーツが装着されたスポーティな外観はもちろん、LEDヘッドランプや切削光輝タイプのアルミホイールなど、所有満足度を高める要素が満載です。

さらに、両側パワースライドドアや冬場に重宝する快適温熱シートなどが標準で備わっているため、車中泊に限らず日常のあらゆるシーンでの利便性が格段に向上します。

リセールバリューの高さも魅力

リセールバリューとは、車を将来売却する際の再販価値のことです。

一般的に、人気グレードや人気のボディカラー(パールホワイトやブラック)は中古車市場での需要が高く、買取価格も高くなる傾向があります。S-ZやZSグレードはまさにその代表格で、「次の乗り換えまで見据えて賢く選びたい」というユーザー層から強く支持されています。

一方、純粋に車中泊の「寝床の作りやすさ」という観点だけで見ると、実は「HYBRID S-G」やガソリン車「X」グレードの8人乗り仕様に大きなメリットが存在します。

8人乗りのセカンドシートは一体型のベンチシートになっているため、7人乗りのキャプテンシートのようにシート間に隙間ができません。そのため、より段差が少なく、広々としたフラット空間を簡単に作り出すことが可能です。

「見た目のカッコよさや豪華な装備、将来の売却額を重視するならS-Z(ZS)」「とにかくフラットな寝床を簡単に、そしてコストを抑えて実現したいならS-G(X)の8人乗り」という判断軸で検討すると良いでしょう。

どちらが優れているという訳ではなく、ご自身の価値観や予算に合った選択がベストです。

グレードによる主な違い(後期モデル参考)

項目S-Z / ZS グレードS-G / X グレード
乗車定員7人のみ7人乗り / 8人乗り を選択可能
セカンドシートキャプテンシート(左右独立)キャプテンシート / ベンチシート(8人乗り)
両側パワースライドドア標準装備オプションまたは助手席側のみ標準
快適温熱シート(運転席・助手席)標準装備オプション設定
内外装エアロパーツ、専用アルミホイールなどスポーティな加飾標準的で落ち着いたデザイン

このように、どちらのグレードにも明確な特徴があります。ご家族の人数などから8人乗りが必須条件となる場合は、「S-G(X)」グレードが唯一の選択肢となります。

7人乗り仕様での注意点

7人乗り仕様での注意点

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個人用途や少人数のファミリーに人気の高い7人乗り仕様ですが、車中泊という観点では一つだけ明確な注意点があります。それは、セカンドシートが左右独立した豪華な「キャプテンシート」であることです。

キャプテンシートは、アームレストも備わり、長距離ドライブでも疲れにくい快適な座り心地が魅力です。

また、2列目中央が通路になる「ウォークスルー」が可能なため、雨の日などに車外へ出ることなく後部座席の子供の世話ができるなど、日常使いでのメリットは計り知れません。

しかし、車中泊のためにシートをフラットにした際、このウォークスルーを可能にするための左右シート間の隙間が、そのまま寝床の弱点となってしまいます。

この空間があるため、寝返りをうった際に体が落ち込んでしまったり、スマートフォンなどの小物を落としてしまったりと、快適な睡眠を妨げる大きな要因になり得ます。

7人乗りでは「中央の隙間対策」が必須作業に

7人乗りで快適な寝床を確保するためには、この中央の隙間を埋める工夫が不可欠です。

最も手軽な方法は、大きめのクッションや丸めた寝袋、衣類を詰めたバッグなどを隙間に配置して高さを合わせることです。

また、最近ではミニバン用に設計された市販の「隙間埋めクッション」も多数販売されており、これらを利用すれば見た目もスマートに問題を解決できます。

一方で、前述の通り8人乗りのベンチシートであれば、この隙間問題は一切発生しません。

そのため、車中泊での利用頻度が高い、あるいは設営の手間を少しでも減らしたいと考えるのであれば、8人乗り仕様は非常に合理的な選択と言えるでしょう。

段差解消は最重要ポイント

段差解消は最重要ポイント

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ヴォクシーのカタログを見ると「フルフラット」という言葉が使われていますが、これはあくまで「シートを平らに倒せる」という意味であり、残念ながら完全に真っ平らなベッドになるわけではありません。

快適な車中泊を実現するためには、この避けては通れないシートの段差をいかに攻略するかが、成功と失敗を分ける最も重要なポイントになります。

特に段差や凹凸が気になるのは、主に以下の3箇所です。

  • 2列目シート座面と背もたれの境目:お尻や腰の位置に来る最も気になる凹み。
  • 2列目と3列目シートの連結部分:シート間のわずかな高さの違いが背中に当たります。
  • シートベルトのバックル部分:硬い樹脂部品が体に当たると非常に不快です。

これらの凹凸が体に直接当たったまま眠ると、寝心地が悪いだけでなく、血行不良や腰痛の原因にもなりかねません。長時間同じ姿勢でいることは、JAFも注意喚起するエコノミークラス症候群のリスクを高める可能性も指摘されています。

この問題を根本的に解決するためには、十分な厚みを持つマットを敷くことが唯一かつ最善の策です。

快眠の鍵はマットの厚み!最低5cm、理想は8cm以上を

シート表面の細かな凹凸や、シート間の大きな段差をしっかりと吸収し、快適な寝心地を確保するためには、使用するマットの厚みが決定的に重要です。経験上、厚さ5cmでもギリギリ対応可能ですが、底付き感を感じることもあります。

理想を言えば、厚さ8cmから10cm程度のインフレーターマットや高品質なウレタンマットを選ぶことを強くおすすめします。十分な厚みがあれば、下の段差はほとんど気にならなくなり、まるで自宅のベッドで寝ているかのような上質な睡眠環境を、車内に再現することが可能です。

ニトリのマットは使える?

ニトリのマットは使える?

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車中泊専用の高品質なマットは、時に数万円することもあり、初心者には少しハードルが高いかもしれません。

そこで多くの方が思いつくのが、「お、ねだん以上。」でおなじみのニトリのマットレスで代用できないか?というアイデアです。結論から言うと、ニトリのマットは車中泊で十分に活用可能であり、多くのベテランユーザーにも愛用されている賢い選択肢です。

ニトリのマットが車中泊で人気な理由を、メリットと注意点に分けて表で見てみましょう。

メリット (Pros)デメリット・注意点 (Cons / Points to Note)
価格が手頃:専用品に比べて圧倒的に安価に購入できます。収納サイズが大きい:アウトドア用ではないため、折りたたんでもかさばる傾向があります。
設営・撤収が簡単:広げたり畳んだりするだけなので、空気の注入・排出の手間がありません。断熱性が劣る場合がある:冬場の冷気を遮断する性能は、専用品に及ばないことがあります。
DIYで加工しやすい:中身がウレタンの製品は、カッターで簡単にカットでき、車内の形状に合わせられます。耐久性:あくまで屋内使用が前提のため、アウトドアでの過酷な使用には向かない場合があります。
慣れた寝心地:普段の布団に近い感覚で、エアマット特有の浮遊感が苦手な方でも安心して眠れます。事前の計測が必須:購入前に必ず車内の寝床スペースを正確に測る必要があります。

注意点と賢い選び方

もちろん、メリットばかりではありません。上記の表で示した通り、収納サイズや断熱性といった面では専用品に軍配が上がります。

これらの点を理解した上で、車中泊で使うなら、ニトリ公式サイトでも確認できる厚さ10cmの3つ折り高反発マットレスや、収納性を重視した6つ折り コンパクト収納マットレスなどが特におすすめです。

購入前には、必ずヴォクシーの荷室やフラットにした際のサイズをメジャーで正確に測定し、マットが問題なく収まるかを確認する作業を忘れないようにしましょう。

快適性を高めるアイデア集

快適性を高めるアイデア集

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良質なマットで寝床のベースを整えたら、次はプラスアルファの工夫で車内を「寝るだけの場所」から「快適に過ごせる空間」へと進化させましょう。ここでは、誰でもすぐに試せる簡単なアイデアを深掘りして紹介します。

1. 換気とプライバシーを両立させる「ウインドウネット」

特に夏場の車中泊では、車内の温度上昇と酸欠を防ぐために換気が不可欠です。しかし、窓を全開にすると防犯面で不安が残り、何より虫の侵入が気になります。

そこで絶大な効果を発揮するのが網戸(ウインドウネット)です。これは車のドアの窓枠にすっぽり被せる袋状のネットで、窓を開けたままでも虫の侵入を完全にシャットアウトできます。

外からの視線も適度に遮ってくれるため、プライバシー確保にも繋がり一石二鳥です。

2. 光を制して睡眠の質を高める「完全遮光」

サービスエリアや道の駅は夜間でも照明が明るく、また早朝の朝日で意図せず起こされてしまうこともあります。質の高い睡眠のためには、車内をできるだけ暗く保つことが重要です。

車種専用に設計された遮光カーテンやサンシェードを全窓に取り付けるのが理想的。これらはプライバシー保護はもちろん、断熱効果も非常に高く、夏の暑さや冬の寒さを和らげる効果も期待できます。

3. 文明の利器を活用する「ポータブル電源」

現代の車中泊において、快適性を左右する最も重要なアイテムがポータブル電源かもしれません。スマートフォンの充電はもちろん、夏場には小型の扇風機やサーキュレーターを、冬場には電気毛布を動かすことができます。

これにより、エンジンを停止したままでも快適な温度で過ごせるため、季節を問わず車中泊が楽しめるようになります。容量は様々ですが、一泊でスマホ充電と電気毛備(弱)程度なら300Whクラス、連泊やサーキュレーターなども使うなら500Wh以上あると安心です。

車中泊でポータブル電源はいらない?後悔しない選び方と代替案を解説」では、失敗しないポータブル電源の選び方について詳しく解説しているので、そちらも参考にしてみてください。

80系ヴォクシーで快適に車中泊するためのコツ

80系ヴォクシーで快適に車中泊するためのコツ

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  • あると便利な車中泊グッズ
  • 自作でさらに快適空間へ
  • おすすめのシートアレンジ方法
  • 4人や5人で寝ることは可能か
  • 結論:80系ヴォクシー車中泊は快適

あると便利な車中泊グッズ

あると便利な車中泊グッズ

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基本的なマットやシェードに加えて、あると便利なグッズを揃えることで、車中泊の快適性と安全性は飛躍的に向上します。「なくても困らないけれど、あると世界が変わる」そんなアイテムをいくつか紹介します。

1. 目隠し兼断熱シェード(キルティングタイプ)

前述の通りシェードは必須ですが、特におすすめなのが中に綿が入ったキルティングタイプの製品です。薄い一枚のシートタイプに比べて断熱性が格段に高く、冬の窓からの冷気を強力にブロックしてくれます。

また、結露の吸収効果も期待できるため、冬の車中泊では特にその真価を発揮します。吸盤で手軽に貼り付けられる車種専用設計品がベストです。

2. LEDランタン(暖色・調光機能付き)

夜間の車内照明には、火災の心配がないLEDランタンが安全で最適です。

ここでこだわりたいのが「光の色」と「明るさの調整機能」。リラックスしたい夜の時間は、温かみのある暖色系の光がおすすめです。

また、就寝前の読書から常夜灯まで、シーンに合わせて明るさを細かく調整できる調光機能があると非常に便利です。アシストグリップに吊り下げられるフック付きのモデルを選ぶと良いでしょう。

3. ポータブル電源と周辺機器

もはや必需品とも言えるポータブル電源ですが、その効果を最大限に引き出す周辺機器も重要です。

特に冬場は、消費電力の少ないDC電源で動く電気毛布がおすすめです。AC100Vに変換するロスがないため、ポータブル電源のバッテリーを効率的に使えます。

夏場は静音性の高い小型サーキュレーターを併用することで、車内の空気を循環させ、快適な睡眠をサポートします。

4. 寝袋(シュラフ)とピロー

季節や行き先の標高に応じた寝袋を用意しましょう。対応温度が明記されているので、それを目安に選びます。

家庭用の布団でも代用可能ですが、寝袋はコンパクトに収納できるため、車内の限られたスペースを有効活用できます。

また、意外と見落としがちなのが枕(ピロー)です。衣類を丸めて代用もできますが、空気で膨らませるキャンプ用のピローが一つあるだけで、首への負担が減り、睡眠の質が劇的に向上します。

自作でさらに快適空間へ

自作でさらに快適空間へ

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市販品を揃えるのも良いですが、DIYで自分だけのオリジナルグッズを作るのも車中泊の大きな醍醐味です。少しの手間と工夫で、より快適で愛着のわく唯一無二の空間を作り出すことができます。

1.【上級編】完璧なフラット空間を作るベッドキット自作

より完璧なフルフラット空間と広大な収納スペースを両立させたいなら、木材を使ったベッドキットの自作に挑戦する価値があります。

ホームセンターで手に入る「イレクターパイプ」や2x4(ツーバイフォー)材で土台となる骨組みを作り、その上にコンパネ(合板)を敷いて天板とします。

この方法なら、シートの凹凸を完全に無視した、まさに「家のベッド」のような寝床が完成します。ベッド下は高さのある収納スペースとして活用できるため、キャンプ道具や長期旅行の荷物もすっきり収まります。

自作時の注意点

ベッドキットを自作する際は、走行中にガタガタと音が出ないよう、各パーツの固定をしっかり行うことが重要です。

また、天板の角をヤスリで丸めておくなど、安全面にも配慮しましょう。重量が増加すると燃費にも影響するため、なるべく軽量な素材を選ぶのがポイントです。

イレクターパイプで車中泊ベッドを自作!設計から完成までの完全ガイド」では車中泊用のベッドキットのDIYについて詳しく解説しているので、そちらも参考にしてみてください。

2.【初級編】窓用シェードの自作

最も手軽で効果的なDIYが、窓用シェードの自作です。キャンプ用の銀マット(アルミシート)を段ボールなどで作った窓の型紙に合わせてカットするだけで、驚くほどフィット感の高いシェードが完成します。

材料費は全窓分でも数千円程度と、市販品に比べて圧倒的に安価です。黒い布を片面に貼り付ければ、外から見たときもスマートな印象になります。

3.【アイデア編】デッドスペースを活用した収納術

100円ショップで手に入る突っ張り棒やワイヤーネットを活用すれば、天井付近や後部座席の側面といったデッドスペースを有効な収納場所に変えられます。

例えば、3列目のアシストグリップ間に突っ張り棒を2本渡せば、タオルや軽い上着を置ける棚が完成。アイデア次第で収納力は無限に広がります。

おすすめのシートアレンジ方法

おすすめのシートアレンジ方法

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80系ヴォクシーで車中泊をする際の最もスタンダードかつ推奨されるシートアレンジは、2列目と3列目のシートを倒して連結させる「リヤフラットソファモード」です。この方法が、大人2人が足を伸ばして寝られる、最も広くフラットに近い空間を確保できるため、快適な車中泊の基本形と言えます。

簡単4ステップ!リヤフラットソファモードの手順

  1. 3列目シートの準備:まず、3列目シートのヘッドレストを取り外します。次に、背もたれのリクライニングレバーを引き、可能な限り後ろへ倒します。
  2. 2列目シートの準備:同様に、2列目シートのヘッドレストも取り外します。
  3. 2列目シートのスライド:2列目シートを、レールの一番前までスライドさせます。
  4. 2列目シートを倒す:最後に、2列目シートの背もたれを、3列目シートに連結するように限界まで後ろに倒せば完成です。

この手順で、大人でも余裕を持って横になることができる広大な空間が生まれます。

ただし、前述の通りこの状態ではまだ段差が存在するため、この上に厚手のマットを敷いて寝床を完成させることが重要です。

補足:フロントフラットソファモードは休憩向き

1列目(運転席・助手席)と2列目を繋げる「フロントフラットソファモード」も可能ですが、こちらは1列目シートの構造上、座面と背もたれの凹凸がリヤフラットソファモードよりも大きくなりがちです。また、センターコンソールも邪魔になります。

そのため、長時間の本格的な睡眠にはあまり向いておらず、ドライブ中の短い休憩や仮眠用と割り切って使うのが賢明です。

4人や5人で寝ることは可能か

4人や5人で寝ることは可能か

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「家族4人、あるいは友人たちと5人でワイワイ車中泊をしたい」という需要は非常に多いですが、残念ながら80系ヴォクシーの室内空間で大人4人以上が快適に寝るのは、現実的にはかなり厳しいと言わざるを得ません。

後席をフルフラットにした際のスペースは、物理的に大人2人と小さな子供1〜2人が快適に眠れる限界です。大人3人でも、寝返りをうつスペースはほとんどなく、かなり窮屈な状態を覚悟する必要があります。

例えば、「夫婦と小学生の子供2人(計4人)」といった一般的なファミリー構成の場合、全員が後席のフラットスペースで朝までぐっすり眠るのは難しいでしょう。

4人以上で旅行する際の現実的な選択肢

もし4人以上のグループで車中泊を取り入れた旅行を計画する場合は、発想の転換が必要です。それぞれの方法の快適度と注意点を、以下の表にまとめました。

選択肢具体的な方法快適度・推奨度
最強の解決策「テントとの併用」車内とテントに分かれて就寝します。例えば、子供と母親は車内、父親は隣に設営したコンパクトなテントで寝る、といった役割分担が可能です。★★★★★
(非常に快適・最も推奨)
子供を優先する割り切り子供を後席の快適なフラットスペースで寝かせ、大人は運転席や助手席で仮眠を取るなど、大人が少し我慢する妥協案です。★★☆☆☆
(大人の負担大・妥協案)
運転席・助手席の活用(非推奨)全員が前席と後席に分かれてリクライニングで寝る方法ですが、足を伸ばせず熟睡は困難です。エコノミークラス症候群のリスクも伴います。★☆☆☆☆
(快適性低い・非推奨)

「移動空間」と「就寝空間」は別と考えよう

ヴォクシーの積載能力と居住性は素晴らしいですが、それはあくまで「移動空間」としての話です。「就寝空間」として過信せず、全員が快適に過ごせる無理のない計画を立てることが、楽しい思い出を作るための最も重要な鍵となります。

特に、全員が車内で寝ることに固執せず、テントを併用する柔軟な考え方がおすすめです。

結論:80系ヴォクシーでの車中泊は快適

この記事では、80系ヴォクシーでの車中泊を最大限に楽しむための、準備から応用テクニックまでを詳しく解説しました。

最後に、記事全体の重要なポイントをリスト形式で振り返ります。この要点を押さえておけば、あなたのヴォクシーが最高の移動式ベースキャンプになること間違いなしです。

  • 80ヴォクシーは大人2人と子供1〜2人での車中泊に最適なミニバンである
  • 装備やリセールバリューを重視するなら「S-Z/ZS」グレードが一番人気
  • 寝床の作りやすさを最優先するなら「S-G/X」グレードの8人乗りが有利
  • 7人乗り仕様はスタイリッシュだがセカンドシート中央の隙間を埋める工夫が必須
  • 快適な睡眠のためにはシートの段差解消が何よりも重要な課題となる
  • 段差解消には最低でも厚さ5cm、理想は8cm以上のマットを用意する
  • ニトリの折りたたみマットは安価で手軽、DIYベースとしても優秀な選択肢
  • 自作ベッドキットや窓用シェードはコストを抑えつつ快適性を追求する楽しみがある
  • 最も広く寝やすいシートアレンジは2列目と3列目を倒す「リヤフラットソファモード」
  • 目隠しシェード、LEDランタン、ポータブル電源は現代車中泊の「三種の神器」
  • ウインドウネットは夏の虫対策と換気を両立させる便利アイテム
  • 大人4人以上での車中泊は現実的に厳しく、テントとの併用が最も快適な解決策
  • 無理のない人数と計画を立てることが、安全で楽しい車中泊の秘訣
  • 最初は家にある布団やクッションで試し、必要なものを少しずつ買い揃えていくのが賢い方法
  • 自分だけの快適な空間を工夫して作り上げる過程そのものが車中泊の醍醐味である

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